井上逸兵のひとりごと
 
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2005年10月1+2日号
 
阪神優勝に思う
 
© Ippei INOUE
 
阪神タイガースが優勝した。強かった。岡田彰布監督といえば、彼が早大4年(たしか)の時、今はなき安部球場(早大野球部練習場)で打撃練習を見物したことがある。その昔の高校生の頃、僕は早大野球部のセレクションを受けにいったのである。しかし、前夜、田舎から出てきた僕を歓待してくれた兄とその友人のおかげで、へべれけの二日酔いでセレクションにのぞむことになった(と負け惜しみを言ってみる)。慶応の教員になろうなどとは夢にも思わなかった頃の話である。
 
岡田のあの風貌はどちらかというと藤山寛美っぽくて(と入団時から関西では言われていたように思う)、お笑い路線にすすむかと思われたが、立派な監督になった。いまだにまじめにむずかしい顔をしていると違和感を覚えるのは僕だけだろうか。
 
阪神優勝で、阪神との関係がよくわからない非関西圏の店までここぞとばかり優勝セールを展開し、タイガースのゲームなど見たこともないようなご婦人たちまでもわんさか押しかけて賑わっている様子だ。「ドラゴンズよかったわね!」と叫んでいる婦人などもいて結構なことである。
 
それにしても日本プロ野球の相変わらずのイビツさはどうにかならないものだろうか。ドラフト改革はどうもやる気がなさそうだし、プレーオフがあるリーグとないリーグあるなんて、組織としてどうかしてると思う(同化してほしい。はは)。地域の偏りもひどい。東京に一リーグに二球団あるかと思えば、大東京に一球団もないリーグもある。巨人はパリーグに移り、北海道日本ハムファイターズあたりが入れ替えでセリーグに移るのが一番いいだろう。パリーグだけが札幌から福岡まであるというのは少々理不尽である。それができないなら一リーグにして東西一位で日本シリーズをやった方がまだましだ。誰かオレをプロ野球コミッショナーにしろ!また休講がふえるかも。
 
イビツといえば、まあ世の中にはイビツなものだらけではある。大学ラグビーにも対抗戦とリーグ戦というわけのわからないグループ分けがあるし、大麻は禁じられているのに煙草は禁じられていないし、マレーグマの世界でも女が強くてツヨシくんは苦悩にもだえるし、井上にはノーベル賞くれないし、ひとりごとは最近「+2日」とかがふつうになってきたし、まことにけしからん。
 
そんなあらゆる歪みをただすためにも、だれかワタクシをプロ野球コミッショナーにしてください。阪神の優勝にふとそんなことを思った。
 
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