井上逸兵のひとりごと
 
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2005年12月1日号
(まけといて!)
 
習慣は強し
 
© Ippei INOUE
 
これほど更新日が守れないことが続いているのに、ウソっ!と思うほどカウンターが進んでいることに感動。
 
今日は授業後、ある学生に「『+何日』にしないでくださいよ」と厳しく激励された。そのご友人はこのページをご覧になって、いったいどんなアホが書いているのだろうとわざわざ京都から授業もぐりにいらっしゃった。恐縮。
 
またある遠くにいる読者からは「更新日は一日何度アクセスしているかわかりません」と脅迫され、エ○ベックス社の社長並みの恐怖を感じている。
 
僕自身も意地になって更新し続けているがために、売れっ子作家並みの重圧に身もだえしている(はずはない)。
 
これらはみな人間の習慣というものがいかに強靱かを物語っている。ある行動を定期的に継続することそのものに快感を覚えるのである。今日もこれを読んで爽やかになっていただけるだろうか。いや、近ごろ僕自身が暗いのでそれはないと軽やかに断言しておこう。文は人なり、野球はロッテなり、である。みなさんの習慣的行為実行欲求充足の一助となっていれば幸いである。
 
人間は犬のことを習慣性が強いといってバカにするが、どうってことはない、人間も負けてはいないのである。
 
昨日も飲んだのに、昨日も飲んだというまさにその理由によって今日もビールを飲む。前回、会議をさぼったというまさにその理由によってまたさぼり、前回、六本木で道に迷ったというまさにその理由でまた迷うのである。それはちょうど、前回ダイエットに失敗したというその理由のためにまた失敗するという現象に等しい。
 
ところで、犬は習慣性が強いので、毎日同じ時間、同じルートの散歩に行ってはいけない。それをやると、犬が主、人が従になってしまうからである。犬は権勢欲求と服従欲求を併せ持っているので後者をうまく引き出すことが肝要で、そうすれば犬のストレスも少なくなる。
 
ちょっとした犬の飼い方レッスンでしょ?僕もわがバカ犬のためにずいぶんと勉強した。テレビでバカ犬をたちどころにいい子にする先生を見て感動し、捜し求めてその先生の犬の学校にも入学した。しかし、その先生に「この子はちょっと時間がかかりますな」と衝撃的な宣告を受けた(が、その先生の理論は依然として支持している)。退学勧告はなかったが、結局挫折。テレビのレッスンももれなく視聴。理論武装だけはした。だが、犬はバカのままである。
 
12月。あと一ヶ月で一年が終わろうとしている。ただ、1月になれば、あと十二ヶ月でまた一年が終わるということなので、大差はない。しかし、師走とはよく言ったもので、浮世離れしているはずの教員たちもワサワサしている。なぜだろう。この習慣的サイクルからだけは脱却したいものだ。
 
12月1日を30分ほど回った。おまけ、おまけ!眠い。
 
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