井上逸兵のひとりごと
 
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2006年1月1+1日号
 
あけましておめでとうございます
 
© Ippei INOUE
 
大晦日、タイヤがパンクした。2005年を締めくくるにふさわしい出来事だった。人間としてはすでにパンクしているが、車までパンクするとは。
 
暮れの忙しい時に、コンビニの駐車場でタイヤを換える気持ちは格別である。邪魔だよあんた、という視線ほどわかりやすいものはない。万年ベンチウォーマーだと思われていたスペアタイヤが突然短い出場機会を得て張り切っているように見えた。なんだか愛おしい。
 
破損ひどく、結局四輪全とっかえ。しかたない。新しいタイヤで新しい年を迎えるのもよしとするか。
 
 
正月はのんびりとハワイのビーチで過ごしている
 
夢を見た。
 
むなしい初夢。体言止め。
 
正月から沈痛なモードはよろしくない。テンションあげたい。
 
夢と言えば、だいたい肯定的なものとされるのが世の常である。夢だっていいものばかりじゃないのに、夢があるとか、夢を持って、とか言えば、よい夢のことを言うものである。Dreams come trueの夢も、悪夢がcome trueしたらおぞましいことになるはずである。キング牧師のI have a dreamは悲痛な叫びであるが、やはりそれは理想郷である。おぞましい夢もあるのに。誰でもいやな夢も見るはずなのにね。夢を持って、夢に向かって、などという言説は何だか現実逃避っぽい。しっかり目標と言え、目的と言え。
 
夢のハワイのビーチはちょっと縁日っぽくていやだった。僕は根っからの祭り嫌いである。「あたしお祭り大好きー」とか「祭りになると気分がハイになる」とかいう方々の気が知れない。祭りそのものよりも、祭りを楽しもうという気概にあふれた人々が大量にいることに辟易させられる。まったく活気のないさびれた祭りなら耐えられるかもしれない。
 
ハワイのビーチの焼きそばはあまりおいしくなかった気がする。何だか毛布の味がした気がするが、気のせいだろうか。ちなみにいっしょに食したたこ焼きも同じ味だった。
 
それにそのハワイではおんぼろの海の家に押し込まれ、夢なのに悪夢のような居づらさだった。おまけに、海の家のおばちゃんが田中真紀子だったのでよけいに落ち着けない。いったいこの状況でなぜハワイにいると感じたのだろう。いやな初夢だったが、思えばそれ以上に不可解な夢である。またいやな一年になるのかな。
 
今年もよろしくお願い申し上げます。
 
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