井上逸兵のひとりごと
 
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2006年2月1日号
 
歓喜
 
© Ippei INOUE
 
一昨日、今春のセンバツの甲子園の出場校が決定した。各地区から昨秋の戦績をもとに何校か選抜されるのだが、地区とは無関係に「21世紀枠」の名のもとに、ちょっと惜しかった学校から教育的配慮っぽく選ばれるのが2校ある。
 
その「21世紀枠」で選ばれた金沢桜丘高校は何を隠そう僕の母校であり、何も隠さず僕はその野球部OBである。
 
2ちゃんがごとく「歓喜」という文字でこの画面を埋め尽くしたい衝動を今かろうじて抑制している。ていうか、実のところ、この二文字を500回ほどコピペしてみたが、あまりの異様さに我を取り戻し、今消去したところである。
 
はたからみると「21世紀枠」というのは何だかお情け選抜みたいで、いまいちスッキリしないだろうな、と思われるかもしれないが(僕もそう思っていた)、いざ決まってみると、そんなことはどうだってよくなる。出たもん勝ち。甲子園とはそういうところなのだと思う。
 
そのような感覚は、ひょっとして高校野球にたずさわったことのない人にはあまり理解できないかもしれない。
 
甲子園大会をとりまく高野連(高校野球連盟)やNHKにもいろいろと問題はある。過度な「純粋無垢な高校球児」の演出(選手がへんな喜び方などをすると「指導」が入る)、他の高校スポーツ報道とのバランス、気色悪く「教育的」な中継放送、中継中、スタンドでかわいい女子高校生を見つけると執拗にその子ばかり撮り続けるスケベなカメラマン、などよろしくないことも多々あるが、今回はどうでもいい。とにかく甲子園だ!身勝手?あーそーですよ。
 
それにしても、53年ぶりのセンバツ出場。すざまじい年月である。ちなみに夏の甲子園は昭和50年を最後に出場していない(夏は4回出場)。僕がまだ痛い毛な中学生だった頃である。当時のこの地域の中学球児にとっては、あこがれの学校の一つだった。
 
毛もすっかり痛くなくなり、涼しげになった今も、母校への愛は不変である。ただし、OB会費を滞納し続けた罪は逃れられまい。
 
とにかく甲子園に行かねば。見苦しく声援を送っているだろうが、かわいい女子高校生には見えなさそうなので、僕にカメラが向けられることはあるまい。
 
ところで、前回の「ひとりごと」にお問い合わせを多数いただきました。ライオンに食われたのは松嶋菜々子ではなく、松島とも子ではないかと。すみません、中途半端なギャグで。ある程度以上の年代の方にはわかりやすかったと思うんですけど。
 
 
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