井上逸兵のひとりごと
 
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2006年8月15日号
 
この重い日にとりとめもなく
 
© Ippei INOUE
 
今年はいつにも増して重い終戦記念日だった。
 
まる一日、テレビは「桃太郎侍」と「きょうの健康」以外はどの番組も小泉の靖国参拝の話題だったように思う。興味深いことに、国民一人一人が賛否どちらかの意見を持たねばならないような雰囲気に今日はなった。実際に、テレビの前で多くの人たちが自らの意見を高らかに表明していたにちがいない。床屋のおやじも「小泉はサンパツすべきだ」と叫んでいた。
 
それにしても、甲子園が人気。たまにチャンネルを回すと、どの試合も外野席まで結構観客が入っている。サッカーがW杯でがっかりで、新代表メンバーがにわかサッカーファンにはなじみが薄い選手が多く、イマイチ盛り上がれない分だけ野球に流れているのか。やっぱり日本は野球だね。ははは。
 
ご存じの方はご存じだろうが、高校野球の甲子園の外野席は入場無料である(もちろん退場も無料である)。近くに住んでいる人は気軽に行けるし、かつては実際そうだった。最近はちょっと客足が遠のいていたが、今年は復活の様子。実際、なかなかおもしろいゲームが多いように思う。いい選手も多い。イケメンなら早実の斉藤だね。
 
スタンドでかわいい女子高生を見つけると、だらだら長く写すNHKのスケベぶりは相変わらずである。へたすると投手や打者より1ショットが長いこともある。
 
ところで、外野席のいいところは安かったり無料だったりすることではない。もっともよいことは、フェアグランドにいるということである。他のもっと上等な席はみなファウルグラウンドにある。
 
昨日の停電は、たまたま東京におらず、直接影響を受けなかった。冷蔵庫を見る限り、大切な不二家のアイスクリームもさほど変形していなかった。ペコちゃんが暑さゆえかちょっと舌をだしてしまったくらいだ。まあ、人が死んだりしなくてよかったね。もしものことになっていたら、あのクレーン船の会社の社長の顔も笑って見ていられなかったところだろう。
 
あんな間抜けな社長がいたかどうか知らないが、昔はもっと停電が多かったように思う。電力会社も進歩したものだ。あんな事故があったって、あんなに早く復旧したんだからえらいもんだ。みんなあれくらい我慢しろよ(いなかったから言う)。
 
そう言えば、昔はテレビの放送がよく中断して、「しばらくおまちください」という静止画が延々と流れていたことがあったことなど、今の若者たちは知らないだろう。僕も人から聞いた話である。人から聞いた話だが、あの「しばらくお待ち・・・」の画面の妙にシロウトっぽいさし絵を見てるとむしょうに腹が立ってきた、いや、立ってきたらしい。これも人から聞いた話だが、中断が終わって正常にもどったら好きな番組が終わってたなんてことがあった時には泣いたなー、いや、泣いたそうだ。人から聞いた話。人から聞いた話。
 
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