井上逸兵のひとりごと
 
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2007年2月15日号
 
今回は早いぞ
 
© Ippei INOUE
 
あすは入試の大きな山場である。今日ひとりごちておかねばまた「+3日」という醜悪な事態が必至なので必死にPCに向かっておるしだいである。定期に更新せねばという責任をひっしひっしと感じているからである。
 
入試業務がなければ大学教員もずいぶん楽だろうなあとこの季節になるとつくづく思う。春休みがたっぷりあることになる。ずっと以前のことだが、教養部という組織にいた頃はほぼそんな感じだった。研究もはかどるというものだ。ただし、あまりにはかどっている気になってしまって、研究していないことに気づくことがあるので要注意だ(そういう組織は絶滅危惧種になってしまったので、実際に注意する必要のある人はあまり多くない)。
 
4月になると、授業がなければ大学教員もかなり楽だろうなあとしみじみ思う。ただし、春休みと夏休みの境界線がなくなってしまうので要注意である。5月くらいになれば、ある教員はまだ春休みだと主張し、ある教員はいやもう夏休みだと反論するだろう。大学教員はそんな高尚な議論が大好きなのだ。
 
会議が長引くと、会議がなければ大学教員もとことん楽だろうなあとずきずき思う。でもますます引きこもりになるかもしれない。ここまでくれば、実験をしたり図書館に行く用でもない限り、大学に出てくる必要はなくなる。ただし、大学はたまにキャンパスを移転することがあるので要注意だ。あまりに大学に行かないために、キャンパスが移転した後も気づかずに旧キャンパス跡地に行ってしまう教員がいるかもしれない。いまだに東横線の都立大学や学芸大学に出勤しようとする大学教員がいる、わけない。
 
研究報告書のたぐいを書かされていると、研究成果など見せなくていいなら大学教員もとんでもなく楽だろうなあとずしずし思う。本や論文ならまだしも(それもおっくうになりがちだが)、この研究報告書というのは、研究費をやるからちゃんと研究した証拠を見せなさいというわけだ。子供扱いも甚だしい。そんなことは研究者の良心にまかせればいいのだ。ただし、研究成果を示さなくてよくなると、ひとりごとばかり言う研究者が現れるかもしれないので要注意である。
 
こうなると大学教員は何が仕事か悩むことになるだろう。喪失感にさいなまれる者もでてくるので要注意だ。ただし、何もしないことが苦痛な人は大学教員には多くないから大丈夫。
 
近ごろショックだったこと。
 
・デジタル放送だと番組表とかがついていてすんごく便利だということを知ったこと(アナログ派の心はゆらぐ)
・久しぶりに現れた綿矢りさが妄想していたほどかわいくなくなってしまったこと(やっぱりW大のせいか?ハンカチ王子もだいじょうぶかなー?)
・同じ店で以前お昼に食べた料理がおいしくなかったのを忘れてまた注文してしまったこと(まあ最近よくあるんすわ、この手のことが)。
・女子学生に「センセイみたいなお父さんだったらいいのになー」と言われたこと(ノーコメント)。
 
早い時間に更新できたので、いま達成感に満ちあふれている。まだ15日の夕刻だ。
 
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