井上逸兵のひとりごと

 

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20145月号

 

東京オリンピックまでに車夫英語の復活を!(その3)

—実践編—

 

 

CIppei INOUE

 

※井上逸兵のひとりごと20143月号、4月号をまだお読みでない方はそちらを先にご覧ください。3月号はこちら4月号はこちら

 

 

この社会運動を世に問うてから、さらに反響の嵐が巻き起こり、先日も文部科学省(の管轄にある機関に勤める者の親戚の友人)や総務省(の管轄にある機関に勤めるもの隣に住む者の友人の友人)から問い合わせがあったところだ。

 

しかしながら、車夫英語の普及がそんなに単純にできると思っているほど小生もお花畑ではない。 

 

難題は山積みなのだ。

 

「ピーマン」は英語ではgreen pepperだから、いかに英語風にイカした感じで「プィーメェン」と発音しても無駄である。pee man(しっこ男、小便小僧)と思われる。ピーマンの肉詰めはよく食されるが、おそらくすでに少しは肉があると思われる小便男にさらに肉を詰めて焼いたら、ちゃんと排尿できるかとても心配だ。

 

あるいは、pea man(豆男)か。

 

「ストライク」と「ストライキ」のように、もとは同じstrikeなのに別々のカタカナ語になっているものもけっこうあってやっかいだ。まあ、「キ」よりは「ク」でしょうな。「キ」の方はだいたい昭和の香りのするカタカナ語だ。

 

社会人野球の選手はきっと会社の労働組合にも入っているだろうから、「ストライキ」も「ストライク」となった暁には、審判がコールするたびに、応援する経営者も心穏やかならざるものがあるだろう。ピッチャーも強固なマルクス主義的信念を持たずしては勝ち得ないのだ。

 

「レジャーシート」や、最近では就活の基本用語となった「エントリーシート」などで普及した「シート」(sheet)だが、なぜか複数形になるといきなり寝具(シーツ)になってしまう。

 

レジャーシーツとなるとふとんの上でどんなレジャーが展開されるか不適切な妄想が膨らむし、エントリーシーツなら就活生の緊張もほぐれすぎだろう。

 

ただ、ペットのトイレだけが「ペットシート」と「ペットシーツ」と両方が流通している。どうりで、小生の犬がたまに小生の寝床にあがってシッコもらしをするわけだ。区別できないのだ。「シーツが何枚あっても足りない!おまえはうちに何枚あるのかわかってるのか!」と叱ると、「ワン」と答えるので、数の概念は理解しているようなのだが・・・

 

という古典的オチで恐縮です。

 

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